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電離説 でんりせつ

大辞林 第三版の解説

でんりせつ【電離説】

電解質は溶液内では、電場をかけなくても、一定の電離度で電離しているという説。1887年にスウェーデンの化学者アレニウスが唱えた。

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世界大百科事典 第2版の解説

でんりせつ【電離説 ionization theory】

電解質とよばれる物質の溶液は,電気を導く性質をもっているばかりでなく,蒸気圧や浸透圧などの熱力学的な性質の面でも,ショ糖などで代表される非電解質の溶液とは異なる挙動を示す。電解質と非電解質との相違を説明するためにS.A.アレニウスが提出した理論がアレニウスの電離説である。これより先にM.ファラデーは,電解質溶液に電場を加えると,電解質がイオンに分かれて電気を導くと考えた。これに対してアレニウスの理論では,溶液中の電解質はつねにある割合で陽イオンと陰イオンとに解離しており,未解離の中性分子とイオンとの間には平衡が成立しているものと仮定する。

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世界大百科事典内の電離説の言及

【アレニウス】より

…スウェーデンの物理化学者。電解質溶液の電離説を提唱し,F.W.オストワルト,J.H.ファント・ホフらとともに物理化学の建設に主導的な役割を果たした。これらの業績により,1903年ノーベル化学賞を受けた。…

※「電離説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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