世界大百科事典(旧版)内のアングリカン・コミュニオンの言及
【アングリカン・チャーチ】より
…狭義には英国国教会を指すが,広義には日本聖公会をも含む全世界の聖公会を意味するアングリカン・コミュニオンAnglican Communionと同義に用いられる。イギリスへのキリスト教伝道は初めアイルランドのケルト系宣教師によってなされたが,カンタベリーのアウグスティヌスの渡英(597)以降イギリスの教会はローマ教皇を頭(かしら)とする西方教会に組み込まれ,ノルマンディー公ウィリアムのイギリス征服(1066)以後は,いっそう緊密な教皇庁との関係を維持した。…
※「アングリカン・コミュニオン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」