アンパン男爵(読み)あんぱんだんしゃく

世界大百科事典(旧版)内のアンパン男爵の言及

【カイロ】より

…綿作ブームで成長した豪農地主がカイロにも邸宅をかまえるようになったのは,この時期から1920年代にかけてである。外国人や大地主の邸宅地として,イギリス人は弁務官事務所南方のガーデン・シティと,フスタート南方のマアディの田園都市を建設し,ベルギー人アンパン男爵は1906年よりカイロ北東ヘリオポリスに上・下水道や電気を備えた計画的な衛星都市を建設,これらは現在に至るまで高級住宅地となっている。フランスのウジェニー皇后が訪れて以来,ナイル西岸のギーザにも高級住宅地が発達し,1908年その北にカイロ大学が創設されたこととも相まって,周辺の開発がすすんだ。…

※「アンパン男爵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」