アンモシーテス(読み)あんもしーてす

世界大百科事典(旧版)内のアンモシーテスの言及

【円口類】より

…生殖巣は1個。ヤツメウナギ類はアンモシーテスammocoetesと呼ばれる幼生の時期を3~7年間過ごした後に変態して成体の形になるが,メクラウナギ類の発生は直達である。生態的には,海にすむもの,海と川の間を回遊するもの,陸封性のものがある。…

【ヤツメウナギ(八目鰻)】より

… 内部骨格は軟骨性で背びれと尾びれだけがあり,体表にはうろこがなく粘液におおわれること,口が吸盤状で鼻孔が一つしかないこと,体側に7対の外鰓孔があることが特徴。アンモシーテスammocoetesという幼生期には頭が小さく,眼が皮膚の下に没して吸盤もなく,川底の泥中で口内の繊毛を動かしプランクトンや有機物を食べる。秋から冬にかけて変態し成体となる。…

※「アンモシーテス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android