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イシュタルの冥界下り いしゅたるのめいかいくだり

世界大百科事典内のイシュタルの冥界下りの言及

【ビーナス】より

…これはもとは総計400行以上あったと推定される複雑な構成をもつ物語で,イナンナが冥界に下りて地上に戻れなくなり,ドゥムジ(ここではイナンナの夫)が身代りに冥界に連れてこられ,それを求めてドゥムジの姉ゲシュティンアンナが冥界へ下るというテーマを含んでいる。この神話はバビロニア,アッシリアへ伝えられ,アッシリア語文書《イシュタルの冥界下り》では,女神イシュタルが男神タンムズ(シュメールの〈ドゥムジ〉がなまったもの)を探し求めて冥界へ下る物語(約140行)となっている。イナンナ=イシュタルを地母神,ドゥムジ=タンムズを大地の所産である植物の神とする見解に従えば,冬季に入って地下に消えた植物神を母である女神が探し求めるという神話とみなすことができる。…

※「イシュタルの冥界下り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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