イタリア・ノストラ(読み)いたりあのすとら

世界大百科事典(旧版)内のイタリア・ノストラの言及

【町並み保存】より

… 各国の法制にも変化がみられ,62年にはいわゆる〈マルロー法〉(フランスの歴史的・美的遺産の保護法を補足し,不動産修理を促進する1962年8月4日付法律)がフランスで制定され,67年にはシビック・アメニティーズ法がイギリスで制定されて,それぞれ都市計画と文化財保護を統一した法規のもとに推進することとなった。保存組織としても,56年にイタリア・ノストラ,57年にシビック・トラスト,64年にシビタス・ノストラがそれぞれイタリア,イギリス,フランスに作られ,広域的な情報交換に役立っている。ヨーロッパ全体の動きを統一した出来事としては,75年を〈ヨーロッパ建築遺産年〉と定めて行われた各種の行事があり,都市景観・遺産の保全に関する〈アムステルダム宣言〉がまとめられた。…

※「イタリア・ノストラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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