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イブン・アルバラド いぶんあるばらど

世界大百科事典内のイブン・アルバラドの言及

【バラド】より

…またバラドの複数形を用いてビラード・アルイスラームbilād al‐islāmといえば,ムスリムの主権が及ぶ範囲の地域をさすが,これは十字軍やモンゴル軍などの外国勢力に対して一地方を自らの〈国〉(バラド)として意識することに通じるものであったといえる。例えばエジプトでは,外国人(ハワーガーkhawājā)に対して,エジプト方言を話し,男気に富むカイロ市民をイブン・アルバラド(町の子)と呼ぶのが古くからのならわしであった。【佐藤 次高】。…

【フトゥッワ】より

…この慣行は15世紀ころまでには廃れてしまったが,しかし民衆レベルでのフトゥッワはその後も強固に生き続けた。オスマン帝国時代の職業ギルドがフトゥッワと呼ばれたこと以外に,18世紀末以降のエジプト,とくにカイロ市民の理想像とされるイブン・アルバラド(町の子)は,本来の意味でのフトゥッワとムルッワの持主でなければならなかった。これは外国人や農民にはない都市民の特徴であったが,その精神は現在でもなおカイロの下町気質として保持されている。…

※「イブン・アルバラド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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