ウルバヌス[6世](読み)うるばぬす

世界大百科事典(旧版)内のウルバヌス[6世]の言及

【シスマ】より

…これは教皇座がアビニョンからローマに帰還した直後に起こった。ローマで選ばれたイタリア人ウルバヌス6世Urbanus VIに対しフランス人枢機卿たちがその選挙を無効としてフランス人クレメンス7世Clemens VIIを立て,再びアビニョンに教皇座を置いた。たびたびの軍事行動をも伴った双方の教皇たちのこの対立は各国の政治的利害が複雑に絡み合って深刻化し,これを解決しようとした1409年のピサ教会会議はアレクサンデル5世Alexander Vを新教皇に選んだ。…

※「ウルバヌス[6世]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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