ウルマニス,K.(読み)うるまにす

世界大百科事典(旧版)内のウルマニス,K.の言及

【ラトビア】より

…第1次世界大戦では,ドイツ軍の占領によって,ラトビア人ライフル団の編成が許可され,活躍を見せた。1917年ロシア革命の波及によって,同地域は赤色化したラトビア人と民族主義グループのラトビア人による権力争いに,ドイツ軍,連合軍,ボリシェビキ軍が関わったが,1918年11月18日に独立を宣言していたウルマニスKārlis Ulmanis(1877‐1942)の政府が,1920年にはソビエト・ロシアとの平和条約を締結,ラトビア共和国として踏み出した。 独立したラトビアは,土地改革によりバルト・ドイツ人地主の土地をラトビア人農民に再分配する等,ドイツ人の影響の排除に努め,民族色の強い政策を打ち出した。…

※「ウルマニス,K.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android