エウドキア(読み)えうどきあ

世界大百科事典(旧版)内のエウドキアの言及

【エルサレム】より

…その後エルサレムはキリスト教都市として発展し,多数の教会が建てられた。ビザンティン帝国のテオドシウス2世の妃エウドキアEudociaはエルサレムに定住し(444‐460),この動きを促進した。614年ササン朝ペルシアのホスロー2世の軍がエルサレムを占領し,イエス磔刑に用いられたと伝えられる十字架を持ち去る事件がおき,629年ビザンティン皇帝ヘラクレイオスが十字架を奪還してエルサレムへの勝利の帰還をとげるが,イスラム教徒のアラブ軍がエルサレムを包囲するのは,それからわずか8年後の637年であった。…

※「エウドキア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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