エウノストス港(読み)えうのすとすこう

世界大百科事典(旧版)内のエウノストス港の言及

【アレクサンドリア】より

…王宮,官衙,学園は西半のブルケイオン地区に集中し,東域にはユダヤ人が多く住みついて第4区をつくっていた。正面沖合のファロスPharos島を約1.3kmの大突堤(ヘプタスタディオン)でつないで両側に人工的海湾を得,東側に〈大港〉,西側にエウノストス港(その中に艦隊施設キボトス泊地もあった)をもつ複式港だが,2港の主・副は今日逆転している。ファロス島東端には石造り高さ約110mの大灯台(前279年ころ竣工,ソストラトスSōstratosの作)が聳立して古代の七不思議の一つに数えられたが,1326年に倒壊し,今は15世紀のカーイト・バイ城砦が立っている。…

※「エウノストス港」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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