エゾツノマタ(読み)えぞつのまた

世界大百科事典(旧版)内のエゾツノマタの言及

【ツノマタ(角又)】より

…近似の種に,ツノマタと同様に本州太平洋沿岸の潮間帯中部に分布するイボツノマタC.verrucosa Mikami(イラスト),潮間帯下部に分布するオオバツノマタC.giganteus Yendo,コトジツノマタC.elatus Holmesがあり,日本海沿岸にはトチャカC.crispus Stackh.がある。また北海道や本州北部の寒海にはエゾツノマタC.yendoi Yamada et Mikami(イラスト)やヒラコトジC.pinnulatus (Harv.) Okamuraが生育する。いずれも日本では糊料の原藻とするが,欧米ではこの仲間をIrish mossと呼び,カラギーナンの原藻に用いる。…

※「エゾツノマタ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android