エマナティオ(読み)えまなてぃお

世界大百科事典(旧版)内のエマナティオの言及

【流出説】より

…それによると,物体の知覚像はその物体の表面が剝離して感覚器官のうちに入ってきたものだという。ヘレニズム期のグノーシス派(とくにエジプトのグノーシス派)は,神と世界の無限の隔りにもかかわらず神認識が成立するのはいかにしてかと問い,神の顕現は水源または光源たる神からの流出(ギリシア語アポロイアaporrhoia,ラテン語エマナティオemanatio)ないし放射(ギリシア語プロボレprobolē)であると考えた。新プラトン派のプロティノスもこの比喩を用いて一者と世界との関係を説明したが,グノーシス派と違って,流出は〈一者〉の実体の減少を意味しないことを強調した。…

※「エマナティオ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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