エンチウ(読み)えんちう

世界大百科事典(旧版)内のエンチウの言及

【アイヌ】より

…先史時代の貝塚や骨塚も,このようなアイヌの観念にもとづいた,儀礼の場であったと考える有力な説が唱えられている。 アニミズムを体系のうちに含むシャマニズム(巫術)も知られており,とくにサハリン島のエンチウ(樺太アイヌ)にその色が濃く認められている。〈トゥスクルtusu‐kur=巫術・人〉と言われるシャーマンは男である場合も女である場合もあり,病気の治療を行ったり,精神的な苦痛を癒したり,吉凶を占ったりした。…

※「エンチウ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android