エンブレム・ブック(読み)えんぶれむぶっく

世界大百科事典(旧版)内のエンブレム・ブックの言及

【錬金術】より

…たとえば,B.ジョンソン《錬金術師》やJ.リリー《ガラテア》がその代表作として知られている。 美術の面では〈エンブレム・ブックemblem book〉と呼ばれる寓意図集の制作の流行を背景に,語句よりもむしろ図像によって錬金術の奥義を伝えようとする象徴的図版も多数生みだされた。この面に尽力したR.フラッドやM.マイヤー,またJ.D.ミューリウスなどの著作には,美術的に興味ぶかい寓意図が掲載されている。…

※「エンブレム・ブック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む