オルトリン酸(読み)おるとりんさん

  • orthophosphoric acid

世界大百科事典内のオルトリン酸の言及

【クエン酸回路】より

…次にα‐ケトグルタル酸はNADとCoAの存在下にα‐ケトグルタル酸デヒドロゲナーゼ複合体の作用でスクシニルCoAに変化し,同時にCO2を放出する。スクシニルCoAはオルトリン酸とGDPの関与のもとに,スクシニルCoAシンテターゼの作用でそのチオエステル結合の切断が起こり,コハク酸,GTP,CoAが生成するが,このスクシニルCoAの加水分解の自由エネルギー⊿G゜′はATPとほぼ同程度で,-8kcal/molにおよぶ。コハク酸は次に,FADを補酵素とするコハク酸デヒドロゲナーゼの作用でフマル酸に変わり,フマル酸はフマラーゼの作用でリンゴ酸に変わる。…

【五酸化二リン(五酸化二燐)】より

…強吸湿性である。水に溶けてメタリン酸HPO3となり,さらに温水ではオルトリン酸H3PO4となる。六方晶系のものおよび気体では,リン原子は一つの正四面体の各頂点にあり六つの酸素が各稜上に位置し,残りの四つの酸素はその正四面体の軸上のリンの上にある。…

【リン酸(燐酸)】より

…五酸化二リンP2O5が水和してできる酸,すなわちオルトリン酸H3PO4ピロリン酸H4P2O7メタリン酸HPO3などを総称してリン酸ということがあるが,ふつうオルトリン酸orthophosphoric acidを単にリン酸ということが多い。オルトリン酸は古くから知られ最も重要なリン化合物の一つである。…

※「オルトリン酸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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