オロンテス朝(読み)おろんてすちょう

世界大百科事典(旧版)内のオロンテス朝の言及

【アルメニア】より

…ナイリ人と近縁関係のウラルトゥ(旧約聖書のアララト)はアルメニア最初の統一国家となり,前590年メディアに滅ぼされるまで続いた。アケメネス朝とそれに続くヘレニズム時代には,オロンテス(エルバンド)朝(前401‐前200),アルタシェス(アルタクス)朝(前190‐前1世紀,〈大アルメニア王国〉とも呼ぶ)が興った。アルタシェス朝はティグラン(ティグラネス)大王(在位,前95‐前55)の治世下に最盛期を迎え,領土は黒海,カスピ海,地中海に達した。…

※「オロンテス朝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android