オークテルロニー法(読み)おーくてるろにーほう

世界大百科事典(旧版)内のオークテルロニー法の言及

【免疫拡散法】より

…沈降線ができる原理は,一般の沈降反応と同じで,ゲル内を拡散する抗原,抗体両物質の濃度比が最適の場所で沈降物が形成されることによる。広く用いられるのはオークテルロニー法Ouchterlony’s methodである。これは,寒天平板に複数の孔をあけ,抗原液と抗体を含む血清(抗血清)とを向かい合わせて拡散させると,孔の間に沈降線が生じ,抗原抗体反応系の数に応じた沈降線が観察できる。…

※「オークテルロニー法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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