オーロビンド,S.(読み)おーろびんど

世界大百科事典(旧版)内のオーロビンド,S.の言及

【神秘主義】より

…カイザーリングの〈知恵の学園Schule der Weisheit〉,H.フォーゲラーやリルケが集ったウォルプスウェーデWorpswedeの芸術家コロニー,ヘッセやクロポトキンらが身を寄せたモンテ・ウェリタMonte Verita(〈真理の山〉の意。この近郊のアスコナもユングなどが集ったエラノス会議の開催地として知られる)などを代表とするヨーロッパでの共同体建設,ならびにタゴールやオーロビンドSri Aurobindo(1872‐1950)をはじめとするインドでのそれ,さらにまたアメリカ各地のユートピア建設へと結びついた。トランセンデンタリズムもそうした神秘主義運動の一形態と考えられるし,日本の白樺派の主導による〈新しき村〉運動なども,上記の全世界的な動向と無縁ではない。…

※「オーロビンド,S.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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