世界大百科事典(旧版)内のカヒコの言及
【卵】より
…【荒俣 宏】
【卵と日本人】
玉子とも書くのは形が丸いところからきたと思われるが,魂(たま)の入ったものと考えたためとも解される。古語は〈カヒコ〉で,〈カヘルコ〉のつまったものとも,貝のような石灰質の殻に入った子という意味からきたとも解されよう。未成品ということから転じて,職業人の見習段階にある者を○○の卵と呼ぶ表現法もある。…
※「カヒコ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」