カベニャック,E.(読み)かべにゃっく

世界大百科事典(旧版)内のカベニャック,E.の言及

【カベニャック】より

…七月王政下の革命的共和派の運動を指導し,19世紀フランスにおけるその先駆者となった政治家。大革命期に国民公会議員であった父の影響で,ジャコバンの信奉者となる。七月革命前はカルボナリ党などの結社に属したが,革命直後に人民の友協会を組織,これが1832年6月パリの民衆蜂起で弾圧されると,強力な下部組織をもつ人間の権利協会の発展に努め,中央委員会の議長となった。組織内の穏健派と革命派の協調に腐心すると同時に,《革命のパリ》(4巻)を編集するなど,宣伝活動にも力を尽くした。…

※「カベニャック,E.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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