カミサン(読み)かみさん

世界大百科事典(旧版)内のカミサンの言及

【シャマニズム】より


[日本のシャマニズム]
 日本のシャマニズムは,3世紀半ばころの邪馬台国の女王卑弥呼に代表される女性シャーマンを主体とする流れが,歴史を貫いて現在に及んでいる。東北地方のイタコ,ゴミソ,カミサン,オナカマ,ワカ,各地の行者,祈禱師,卜師などと呼ばれる民間職能者,南西諸島のユタ,カムカカリヤー,モノシリなどは,その大多数がシャーマン的性格・役割を有すると見られている。多くは女性であり,彼らを中心とする宗教形態(シャマニズム)は日本の基層宗教または固有信仰の主要部分を成している。…

※「カミサン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む