カラブリア層(読み)カラブリアそう

最新 地学事典 「カラブリア層」の解説

カラブリアそう
カラブリア層

Calabrian Formation

イタリア南部のカラブリア地方に分布する層厚1,600m以上の海成鮮新~更新統。M.Gignoux(1913)命名。1948年の万国地質学会議ロンドン)は,カラブリア層と陸成層のビラフランカ層とを更新統の基底とした。R.Selli(1971)が再定義。2009年,IUGSによってシチリア島南部のジェラシアンGSSPが鮮新/更新統境界として批准されたことで,カラブリア層で定義されるカラブリアン階は前期更新統の一部となった。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 岡田

世界大百科事典(旧版)内のカラブリア層の言及

【新生代】より

…古くは,第四紀を大氷河時代として,あるいは人類が出現した時代として定義してきたが,大規模な氷河が形成されたのは第四紀の後半であり,一方,人類は第三紀末にすでに出現していたことがしだいに明らかとなってきて,これらを特徴として第三紀と第四紀を区分することは意味がなくなった。現在では,第三紀と第四紀の境界は学界の約束によってイタリア北部に分布するカラブリア層の堆積が始まった時と定められている。しかし,この境界部で生物史あるいは気候史上の大きな変化があったわけではないことがわかっている。…

※「カラブリア層」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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