カラブリア層(読み)からぶりあそう

世界大百科事典(旧版)内のカラブリア層の言及

【新生代】より

…古くは,第四紀を大氷河時代として,あるいは人類が出現した時代として定義してきたが,大規模な氷河が形成されたのは第四紀の後半であり,一方,人類は第三紀末にすでに出現していたことがしだいに明らかとなってきて,これらを特徴として第三紀と第四紀を区分することは意味がなくなった。現在では,第三紀と第四紀の境界は学界の約束によってイタリア北部に分布するカラブリア層の堆積が始まった時と定められている。しかし,この境界部で生物史あるいは気候史上の大きな変化があったわけではないことがわかっている。…

※「カラブリア層」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android