世界大百科事典(旧版)内のカンブライモの言及
【いも(芋∥薯∥藷)】より
…ジャガイモを北海道ではいもと呼ぶが,本州では新しいいものため異名が多い。ニドイモ,コウボウイモ,カンブライモなどであり,サツマイモと同様に畑に栽培されるが,岐阜県や四国地方などでは焼畑で作る所もある。 群馬県ではサトイモのことを〈蔭の俵〉と呼び,九州ではケイモと呼ぶなど,コメを主食としない時代にいもが食料として重視されたことがわかるが,なによりも庶民にとって日常的な食料であるとともに,凶作時の食料としての意義が大きかった。…
※「カンブライモ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」