カースル・ハワード(読み)かーするはわーど

世界大百科事典(旧版)内のカースル・ハワードの言及

【バロック美術】より

… イギリスにおいては,I.ジョーンズが,16世紀後半のイタリアのパラディオの建築理念を導入して,建築のイタリア化の先駆となり,晩年,バロックに接近したが,イタリアやフランスの巨匠たちの作品に学んでイギリス・バロック独自の様式を確立したのは,ロンドンのセント・ポール大聖堂(1675‐1710)を設計したC.レンである。彼のあと,N.ホークスムアやJ.バンブラーがイギリスのバロックの担い手となったが,とくに後者のカースル・ハワード(1700‐21)やブレニム宮殿(1705‐25)は,イギリス・バロックの到達した地点を示すものである。 ドイツ,オーストリアなどのゲルマン文化圏においては,民族的な志向のうちに動感にあふれる表現を求めるところがあり,イギリスとは対照的に,16世紀後半のイタリア建築の理念の導入において,すでに独自のバロック的な世界を樹立している。…

※「カースル・ハワード」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む