世界大百科事典(旧版)内のガボン民主ブロックの言及
【ガボン】より
…こうした状況のなかでフランスに対する抵抗運動は赤道アフリカでは組織されにくかったが,とりわけガボンではそうであった。 第2次世界大戦中および戦後の西欧植民地体制の弱体化が急激に進むなかで,58年11月にガボンはフランス共同体内の自治共和国となり,60年8月には完全独立を達成して,ガボン民主ブロック(BDG)の指導者ムバLeon M’Baが初代大統領に就任した。ムバは64年2月の軍部クーデタで一時的に失脚したが,フランスが両国間の防衛協定を法的根拠として軍事介入を行い,ムバは2日後には政権の座に復帰した。…
※「ガボン民主ブロック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」