キャッピングシャッター(読み)きゃっぴんぐしゃったー

世界大百科事典(旧版)内のキャッピングシャッターの言及

【高速度写真】より

…回転プリズム式では機械的接点で十分同期できるが,回転鏡式では鏡の回転の狭い角度範囲に合わせるため,現象の発生を鏡の回転角に合わせて±1μs以内の精度で制御する技術も必要で,撮影対象の起動法の研究が重要となる。またこの種のカメラでは,ときとして二重露光を防ぐため高速のキャッピングシャッターcapping shutterを用いる。小さな電気雷管に通電して,透明ガラスにひびを入れ不透明とする爆発シャッターは,高速回転鏡による次の回転相での露光を遮断するのに十分な応答速度をもっている。…

※「キャッピングシャッター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android