世界大百科事典(旧版)内のキンマ嚙みの言及
【嗜好品】より
…しかし農耕文化においては,催酔性飲食物はかなり普及している。メラネシア,インドネシア,インドの大部分,東アフリカ海岸地方にはキンマ嚙みがおこなわれているが,それはビンロウの実に石灰を塗り(これに二,三の香辛料を加えることもある),キンマの生の葉で包んだものである。これを嚙むと口はさっぱりするが,くちびると歯ぐきは真赤になってはれあがり,歯は歯石によって黒くそまる。…
※「キンマ嚙み」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」