キールティバルマン(読み)きーるてぃばるまん

世界大百科事典(旧版)内のキールティバルマンの言及

【チャールキヤ朝】より

… バーダーミのチャールキヤ朝(前期西チャールキヤ朝)は,プラケーシン1世Pulakeśin Iによって6世紀半ばにバーダーミを都として始められ,8世紀中葉まで存続した。2代,3代の王キールティバルマン1世Kīrtivarman I,マンガレーシャMangaleśaは初代の子で,王朝の版図を拡大したが,王位継承をめぐって内乱が生じると2代王の子プラケーシン2世が610年ころ叔父マンガレーシャを殺して内乱を鎮定し王位に就いた。王はカダンバ朝を征服し,当時北インドで強大であったハルシャ・バルダナのデカン進出を阻止するなど,四方の勢力を支配下に置いて王朝の基盤を確固たるものにした。…

【チャールキヤ朝】より

… バーダーミのチャールキヤ朝(前期西チャールキヤ朝)は,プラケーシン1世Pulakeśin Iによって6世紀半ばにバーダーミを都として始められ,8世紀中葉まで存続した。2代,3代の王キールティバルマン1世Kīrtivarman I,マンガレーシャMangaleśaは初代の子で,王朝の版図を拡大したが,王位継承をめぐって内乱が生じると2代王の子プラケーシン2世が610年ころ叔父マンガレーシャを殺して内乱を鎮定し王位に就いた。王はカダンバ朝を征服し,当時北インドで強大であったハルシャ・バルダナのデカン進出を阻止するなど,四方の勢力を支配下に置いて王朝の基盤を確固たるものにした。…

※「キールティバルマン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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