ギムソン,A.C.(読み)ぎむそん

世界大百科事典(旧版)内のギムソン,A.C.の言及

【ジョーンズ】より

…日本には特に,その《英語発音辞典》(1917,14版1977)を通じて大きな影響を与え,国際音声字母に即した〈ジョーンズ式発音記号〉は大正年間に紹介されると大いに普及して,それまでの〈ウェブスター式〉にとって代わり多くの英語辞書に用いられた。上記辞典は現在は弟子のA.C.ギムソンにより改訂され,使用記号が少し異なっているが,日本では初版の方式が普及していて,これによりアメリカ発音を表記する方法もくふうされ,定着している。彼の学問はよい意味での実用性を備えており,《英語音声学大要》《英語の発音》《音素――その性質と用途》などの著書により,独特ながらも均衡がとれ有益な考察を発表している。…

※「ギムソン,A.C.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android