クルビノボ(読み)くるびのぼ

世界大百科事典(旧版)内のクルビノボの言及

【ユーゴスラビア】より

…コムネノス朝絵画の代表作に数えられるのが,スコピエ近郊ネレジNereziの聖パンテレイモン教会のフレスコで,ビザンティン宮廷による1164年の寄進になる。ここにみられる線描が担った激しい感情表現は,さらにクルビノボKurbinovoの聖ゲオルギウス教会の1191年のフレスコにおいて増幅され,ほとんどデフォルメの域にあるが,他方,幾何学文様は異常な精緻さをみせる。 このころになると,内陸の山岳地域でセルビア人がネマニッチ朝のもとで国家を形成し(1169),多くの修道院が建てられ,教会堂内部はフレスコで飾られた。…

※「クルビノボ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android