クロト

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クロト」の意味・わかりやすい解説

クロト

「モイライ」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のクロトの言及

【モイラ】より

…その名は〈割当て〉の意で,一般に3人の老女神とされ,複数形はモイライMoirai。ヘシオドスの《神統記》では,ニュクス(〈夜〉)の娘とも,ゼウスとテミス(〈掟〉)の娘ともされ,またプラトンの《国家》では,アナンケ(〈必然〉)の娘とされているが,両者とも一致してクロトKlōthō(〈つむぎ手〉),ラケシスLachesis(〈配り手〉),アトロポスAtropos(〈変えられない者〉)の名を与えている。彼女たちはひとりひとりの人間について,人生のさまざまのできごとから寿命にいたるまで,運命のすべてをその誕生時に定めると考えられ,クロトが運命の糸をつむぎ出し,ラケシスが運命を割り当て,アトロポスが死の瞬間にその糸を断ち切るとされた。…

※「クロト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android