世界大百科事典(旧版)内のクンマー曲面の言及
【クンマー】より
…なかでも,一般の円分体では,素因数分解の一意性が成り立たなくなるが,この困難を克服するために考えた理想数は重要であり,J.W.R.デデキントによりイデアルの理論としてまとめられ,代数的整数論の基礎となった。その後幾何学の研究に移ったが,クンマー曲面と呼ばれる16個の二重点をもつ四次曲面もこの時期に見いだされた。【斎藤 裕】。…
※「クンマー曲面」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」