世界大百科事典(旧版)内のクーゲルベルク=ウェランダー病の言及
【運動ニューロン疾患】より
…急速に進行して四肢麻痺を生じ,数年で死亡する。クーゲルベルク=ウェランダー病Kugelberg‐Welander diseaseは,主として肩甲部や腰部など四肢の体幹に近い部位の筋肉の萎縮を生ずる常染色体劣性(まれに優性)の遺伝性運動ニューロン疾患である。普通は小児期から思春期に発症するが,20代,30代になるまで自覚症状のないこともある。…
※「クーゲルベルク=ウェランダー病」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」