世界大百科事典(旧版)内のグエン・アイ・クオックの言及
【ホー・チ・ミン】より
…幼少の時から民族主義運動の影響を受けて育ち,フランス植民地支配下の祖国ベトナムの救国の道を宗主国の社会に見いだすべく,1911年フランス船の見習コックとなり出国した。19年ベルサイユ講和会議にグエン・アイ・クオックNguyen Ai Quoc(阮愛国)名で提出した〈安南人民の要求〉は,彼の名を有名にした。その後フランス社会主義者との交際を通じ急速に共産主義に接近し,フランス共産党の創立に参加した。…
※「グエン・アイ・クオック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」