部分連合(読み)ブブンレンゴウ

デジタル大辞泉 「部分連合」の意味・読み・例文・類語

ぶぶん‐れんごう〔‐レンガフ〕【部分連合】

野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合
[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。

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共同通信ニュース用語解説 「部分連合」の解説

部分連合

与党が予算案や法案審議を巡り、個別政策ごとに方向性が一致する野党と連携する形式。野党側には、自分たちの主張を反映させることで政策実現性が高まる利点がある。一方、課題が生じるたびに協議することになり時間がかかる上、調整に手間取れば政権運営が不安定になる恐れがある。与党入りしても閣僚を出さない「閣外協力」といった政権運営の形態もある。自民、公明両党は正式に合意文書を交わし、閣僚を両党から出す連立政権を組んでいる。

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