グランマ号(読み)ぐらんまごう

世界大百科事典(旧版)内のグランマ号の言及

【キューバ革命】より

…カストロらはやがて恩赦により出獄し,56年に反バティスタ闘争の準備のためメキシコに渡り,そこで既存の改良主義政党とは絶縁した独自の組織である〈7月26日運動〉を結成した。メキシコでE.ゲバラ(愛称チェ・ゲバラ)を同志として受け入れたカストロらはゲリラ戦の訓練を積んだのち,56年11月グランマ号で再び武力でバティスタを打倒すべくキューバに向かった。
[ゲリラ戦による権力奪取]
 キューバに上陸した彼らはバティスタ軍に迎撃され,かろうじて生き残った30人の同志はオリエンテ州のマエストラ山脈中に逃げ込み,そこで新たにゲリラ戦による反バティスタ闘争を開始した。…

※「グランマ号」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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