グルマンチェ族(読み)ぐるまんちぇぞく

世界大百科事典(旧版)内のグルマンチェ族の言及

【住居】より

…アシャンティ族は熱帯雨林気候に住み,そのため住棟を一体化し大きな屋根で覆う必要があったと思われるが,この形式がコンパウンドの変形であることの証左はロ字型のほかにコ字型やL字型の住居が混在することである。 円形平面で明快な配列則をもつ例としてグルマンチェ族やモシ族,ダゴンバ族のコンパウンドがある。円形の住棟を環状に並べ,間を柵や塀で閉じたもので,首飾状の完結度がきわめて高いものである。…

【ブルキナ・ファソ】より

… 野生動物の減少が著しく,南部のポー,東部のアルリーを中心に,象,ライオン,野牛などの保護地区が設けられている。
[住民,社会]
 ブルキナ・ファソの住民は,ボルタ語族に属する言語をもつモシ族(約300万人),ロビ族およびダガリ族(約44万人),ボボ族(約42万人),グルンシ諸族(約33万人),グルマンチェ族(約28万人)等が過半数を占め,次いで西アトランティック語族に属する言語をもつフルベ族(約66万人),マンデ語族に属する言語をもつサモ族(約14万人),ビサ族(約13万人)から成る。とくに西部地方は小部族集団に分かれており,部族の単位のとり方にもよるが,ブルキナ・ファソ全体で60以上の部族集団があるとみられる。…

※「グルマンチェ族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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