グルリット,M.(読み)ぐるりっと

世界大百科事典(旧版)内のグルリット,M.の言及

【ワーグナー】より

…ワーグナーについては早くからドイツ文学研究家の間に興味をひき,森鷗外と上田敏は96年《帝国文学》誌上において,ワーグナー後期の音楽がレチタティーボ調であるか,ないかにつき10ヵ月にもわたって論争した。 ワーグナーの作品をオペラとして上演するようになったのは,指揮者グルリットManfred Gurlitt(1890‐1972)の努力に負うところが多い。1942年歌舞伎座でグルリット指揮,藤原義江主演で《ローエングリン》が採り上げられた。…

※「グルリット,M.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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