世界大百科事典(旧版)内のケト・エノール互変異性の言及
【互変異性】より
…構造異性体間のエネルギー差が小さく,相互変換が原子または原子団(おもにプロトン)の移動をともなって起こるとき,これらを互変異性体といい,この現象を互変異性トートメリー,ケト・エノール互変異性などという。アセト酢酸エチルとよばれている化合物は1863年に発見されたが,この化合物の性質に関するいくつかの報告は必ずしも一致しなかった。…
※「ケト・エノール互変異性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」