世界大百科事典(旧版)内のコアペル,C.A.の言及
【コアペル】より
…フランスの画家。パリに生まれる。キルリエのもとで学び,ルーブル宮殿などの壁画制作にたずさわる。1663年アカデミー会員。60‐70年,テュイルリー宮殿に仕事を残す。その後ローマのフランス・アカデミーの責任者となり,88年,ベルサイユ宮殿のグラン・トリアノンやパリのアンバリッドに壁画を描く。ル・シュウールなどの影響から出発するが,やがて古典的な彫刻性の高い人物を組み合わせた歴史画,構想画に,プッサン伝来の様式を生かす。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」