世界大百科事典(旧版)内のコウガゾウの言及
【ステゴドン】より
…小型のものから大型のものまで各種各様のものがあるが,頭骨の頂部が平たんで,前面が逆三角形,左右のきばが平行に直に突出しているという共通性がある。鮮新世前期のインドのガネッサゾウS.ganesaや中国のコウガゾウ(黄河象)S.humghoemsisはきわめて大きく,肩高が3m,きばの長さは2.5mもあった。日本の同時代のエレファントイデスゾウS.cf.elephantoidesやボンビフロンスゾウS.cf.bombifronsも大型であり,インドやミャンマーにいたものと近縁とされている。…
※「コウガゾウ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」