コノワーロフ家(読み)このわーろふけ

世界大百科事典(旧版)内のコノワーロフ家の言及

【コノワーロフ】より

…帝政ロシアの政治家,巨大繊維工場主。コノワーロフ家はモロゾフ家などと同様,先祖が自ら金を払って農奴身分から商人身分となり,綿工場経営で成功したロシアの代表的民族ブルジョアジーである。アレクサンドルはイギリスで高等教育を受け,政治に意欲をもち,〈進歩党〉を組織して,第4国会の議員となったが,ロシアの民主的変革のための超党派の結束をはかって,ケレンスキーらとフリーメーソン形式の秘密結社をつくったといわれる。…

※「コノワーロフ家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android