コブチ(読み)こぶち

世界大百科事典(旧版)内のコブチの言及

【わな猟(罠猟)】より

…これも知らぬ者が小屋などとまちがえて,下に休み押されて死んだなどのことがあって禁じられた。これの小型で,棒を上下に置き,または籠を釣って小鳥が下にまいた餌をついばむと糸がはずれて首をはさむもの,または籠が落下して生捕りするものは,平安時代の絵にも描かれており,クブチあるいはコブチといって現在でも山村で行われる。また野獣の通路は一定しているので,そこに落し穴を掘って落下させる方式もよく使用された。…

※「コブチ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android