コロボックル論争(読み)ころぼっくるろんそう

世界大百科事典(旧版)内のコロボックル論争の言及

【コロボックル】より

…アイヌの女性の入墨習俗も,コロボックルがもたらしたものと語られている。
[コロボックル論争]
 コロボックルの名は,すでに寛政年間(1789‐1801)から文献に現れるが,明治時代の中期以降,日本人の起源をめぐる論争の中で脚光を浴びることになる。すなわち人類学者坪井正五郎は1887年,石器時代の日本列島に住んでいたのは,このコロボックルであると発表し,さらに彼らはエスキモーに近い人種であったが,アイヌに追われて姿を消したと説いた。…

※「コロボックル論争」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む