改訂新版 世界大百科事典 の解説
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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… 炭鉱の坑内が機械化され,今日のような近代的炭鉱になるのは20世紀に入ってからであるが,とくに第1次大戦後のヨーロッパの復興期には,ベルトコンベヤやカッターローダー(石炭層の下縁をカッターで切り崩し,崩壊した石炭をコンベヤにのせる機械)が開発されて長壁式の採炭法が発達し,火薬の使用とともに高能率の採炭が行えるようになった。さらに第2次大戦後のヨーロッパの各炭鉱では,水圧鉄柱とカッペによる長壁式採炭が,アメリカの炭鉱ではコンティニュアスマイナー(機械本体の前方にある切削刃のついた回転ドラムで石炭を切削し,その石炭をすくいとって,コンベヤで後方の運搬装置に運び入れる作業を行う機械)を使用する炭柱式の採炭技術が進歩した。 1950年代の後半に入ると,石油に押されて石炭産業の斜陽化が続き,多くの非能率炭鉱が閉鎖され,高能率の炭鉱のみが残ることとなった。…
…炭鉱の坑内で石炭を採掘するために,炭層を掘削する機械。ドラムカッター,ホーベル,コンティニュアスマイナーなど,いろいろな種類のものが現在使用されている。
[発達の歴史]
1861年にイギリスの炭鉱で使用されて,世界で初めて成功した採炭機は,アイアンマンiron manと呼ばれ,人間がつるはしを水平に振るう動作をまねて,炭層の下部に水平な溝を作る作業(下透し作業)を行うものであった。…
※「コンティニュアスマイナー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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