コントラテーノル(読み)こんとらてーのる

世界大百科事典(旧版)内のコントラテーノルの言及

【テノール】より

…ここに定旋律が置かれ,他の声部に比べてゆっくりと,つまり各音を長く保って奏される場合が多い。(3)テーノルとディスカントゥス(のちのソプラノ)に第3の声部としてコントラテーノルが添えられたが,それがコントラテーノル・アルトゥス(テノールに対して高い声部,のちのアルト)とコントラテーノル・バッスス(テノールに対して低い声部,のちのバス)に分かれて,15世紀末に4声作法が標準化すると,テノールは下から2番目の声部を指すようになった。(4)このような声部を受け持つ声種,すなわち男性の最も高い声種のこと(およその声域は図参照)。…

※「コントラテーノル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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