コンビナート火災(読み)こんびなーとかさい

世界大百科事典(旧版)内のコンビナート火災の言及

【火事】より

…戦後は,47年4月飯田市(焼失戸数4010),49年2月能代市(2238),52年4月鳥取市(5480),54年9月北海道岩内町(3298,洞爺丸台風中),56年3月能代市(1046),同8月大館市(1369),同9月魚津市(1561,フェーン現象下),76年10月酒田市(1774)などで大火が発生した。このほか1964年には新潟市で新潟地震によって昭和石油の製油所が炎上したが,石油コンビナートにおける日本で初めての大火(コンビナート火災)として問題を投げかけた。これら第2次大戦後の大火を調べると,日本海沿岸の都市に多発し,また大気が乾燥し強風のときに多く発生していることがわかる。…

※「コンビナート火災」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」