世界大百科事典(旧版)内のコース巻きの言及
【坑内運搬】より
…大型の巻上機では,駆動綱車を2000kW以上の電動機で駆動して,1回に20tの鉱石,石炭を,深さ800mの所から地表まで,速さ8~12m/sで巻き上げる。 斜坑においても,坑底まで機関車で牽引されてきた列車を,機関車からロープ先端につなぎかえて,そのまま巻上機で巻き上げる方式(コース巻き)が用いられる。この方式は,器材,ずりあるいは人員の運搬手段として,現在最も普通に用いられている。…
※「コース巻き」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」