世界大百科事典(旧版)内のコート・ジボアール民主党の言及
【コートジボアール】より
… 第2次大戦後,コーヒー,カカオ栽培農民を中心に結成された農民組合を基盤に台頭してきたウフエ・ボアニーを中心に,独立運動が展開された。彼は,フランス領西アフリカ各地の政治指導者を結集して46年に結成されたアフリカ民主連合の委員長に選出され,またそのコート・ジボアール支部としてコート・ジボアール民主党を結成した。同党は結成当初はフランス共産党とも連携を保っていたが,50年以降決裂してしだいに保守化し,58年のド・ゴール憲法国民投票に賛成してフランス共同体内の自治共和国となり,60年8月7日に完全独立国に移行した。…
※「コート・ジボアール民主党」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」